テフラ林の存立と推移

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東三郎

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    森の移り変わりを論じたものはない。景観説も資源説もその時の静止像を記録しているだけで、来歴や未来像を展望しているわけではない。しかし自然界は不可逆的に変化し、森も生成・発展・持続・衰退・消滅の方向をたどっている。 これまでテフラ(1)と樹林の関係を研究してきた結果、日本列島各地の森林はテフラの上に成立していることが分かった。そこで始原の明らかな樹林について、その推移を探ることにした。研究の方法として、タネの運び屋(2)と林相(3)の動態を、半円グラフの占有率で示し、パターンの変化から、全体像の推移を読み取ることにした。タネの着生は、風媒種・鳥媒種・獣媒種の順で、年月を経て混生化し、また成熟した樹林は、やがてササ相に入れ替わるのである。なお関連の実相として、テフラ基盤の屋久杉や、テフラ流動による土砂災害について考察し、さらにササ原の樹林再生法について言及した。いずれも実感的、主観的表現によるものである。注:(1)火山灰・軽石・火山ガラスなど (2)風・鳥・獣 (3)針葉樹・広葉樹・ササ相 9.9.2017 東三郎

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