月の部屋で会いましょう
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モリーに宇宙服が出はじめたのは春だった――肌が宇宙服に変わり、やがて宇宙に飛び立ってしまう病気に引き裂かれる恋人たち(僕らが天王星に着くころ)、彼女の手編みセーターの中で迷子になる男(セーター)、だれもが常に巨大な金魚鉢を持ち歩かねばならない星での不思議なバカンス(休暇旅行)、自分の寝言を録音したはずが、再生されるのは謎の会話(ささやき)……不世出の天才作家による、とびきり奇妙で、どこか優しく、切ない作品の数々。2001年度P・K・ディック賞候補となった33編の短編集に、本邦初訳1編を増補。/解説=渡邊利道
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レビュー
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書名からロマンティックな雰囲気の作品集なのかと思ってたら違った。結構シュールだったり、ナンセンスだったり。
ごく短い作品ばっかりなのでサクサク読めるけれど、34編集まってると途中一寸飽きてくるというか...続きを読む - Posted by ブクログいいね 0
なんとも不思議な読後感。「ささやき」が特に印象的。最後の一行にドキッとする。
表紙に猫がいる。見返し部分にもいる。 - Posted by ブクログいいね 0
創元海外SF叢書の1冊として刊行された単行本の文庫化。文庫化に際し、短編1編が追加された。
ボーナストラック的なものが追加されるとつい買ってしまうもので、本書も1編以外は再読になる。『僕らが天王星に着...続きを読む