五輪書
26

一身の切合いに勝ち数人の戦いに勝つのが武士というものだ,それには,といって武蔵(一五八四―一六四五)は,構え方,足の踏み方,目のつけ方等をつぶさに述べ,相手の強弱を知って先にしかけよとも説く.本書が長く読みつがれてきたのも,剣法の奥義が,具体的・合理的に書かれているからに相違ない.読み易さに意を用いた.

みんなの感想
ジャンル
学術・学芸
出版社
岩波書店
掲載誌/レーベル
岩波文庫
閉じる
開く
  • 6回使える70%OFFクーポン(上限・条件あり)