創業家に生まれて 定食・大戸屋をつくった男とその家族

創業家に生まれて 定食・大戸屋をつくった男とその家族

著:三森智仁

1,650円(税込)
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「絶対不可能」と言われた食堂の多店化は、なぜ成功したのか。カリスマの息子が明かす、日本初・定食チェーンの誕生秘話。「食堂を多店化するなんて、絶対無理だ。あんたは馬鹿か」――。かつて、東京・池袋に「50円食堂」といわれた安い食堂が存在した。養父の急逝により若くして店を継承した男は、店舗展開を夢見る。銀行からも取引先からも「食堂の多店化はありえない」と嘲笑を受けたが、彼はお客を喜ばせるためにあらゆる実験をする。屋根裏のような食堂の事務所で経営理念も掲げた。そして新規事業の失敗、店舗の全焼などの苦難の中、理念を信念化。「女性客が一人でも入れる定食店」というコンセプトで、それまでの食堂のイメージをがらりと変え、外食業界の最前線に躍り出た。定食チェーン「大戸屋」を築いた三森久実氏。彼はなぜ、新しい定食店を生み出せたのか。どうして、多店化することに異常なまでにこだわったのか。創業者の息子は「父・三森久実」と「経営者・三森久実」をつなぐ作業を試みる。そこには家族も知らなかった事実が――。そして、創業者の他界直後に勃発し、世間を騒がせた会社側と創業家の対立の背景には何があるのか。外食業界に大きな足跡を残した男の一代記を、息子の三森智仁氏が赤裸々に語り下ろす。

ジャンル
ビジネス
出版社
日経BP
提供開始日
2017/06/22

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