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山口瞳
収録作品は、1946年12月発刊の同人誌「尖塔」に掲載された処女作「愛別離」(ペンネーム・富井高にて)から、第48回直木賞受賞作『江分利満氏の優雅な生活』単行本が発売された1963年「俺は19歳(5) 牛乳の朝」(PR誌「カトレア」に掲載)まで、小説、エッセイなど153作品を、初出掲載順に収録。山口が作家として、その名を世に轟かせたのは、寿屋(現サントリー)宣伝部在籍中1961年に、新橋の酒場で知り合った雑誌「婦人画報」編集長・矢口純からの依頼で、雑誌連載をした小説「江分利満氏の優雅な生活」からであるが、「鎌倉アカデミー」在学中に発行した同人誌「尖塔」に掲載した小説「愛別離」、詩篇「麻耶山麓」が、作家としての第一歩である。当巻には、出版社勤務時代の雑誌「知性」の読者投書欄「知性サロン」の回答者原稿、寿屋時代の雑誌「オール讀物」に掲載されたPRページ「トリス相談室」、そして、國學院大學文学部卒業論文「鴎外―『鴎外的』な性格の成立」など、作家として本格化する前の貴重な山口の創作物も収録されている。1963年1月には、『江分利満氏の優雅な生活』で、第48回直木賞を受賞し、続編『江分利満氏の優華麗な生活』の連載のほか、「朝日新聞」の連載コラム「季節風」、「報知新聞」連載の「日本シリーズを読む」、など実に128作に及ぶ作品が、“二足の草鞋”を履いた“江分利満”によって書かれた、疾風怒濤の1年でもあった。付録として、電子全集の総監修を務める、山口瞳の長男・山口正介が回想録、「草臥山房通信」(9)を寄稿。また、國學院大學文学部卒業論文の山口自筆生原稿、「婦人画報」連載時の『江分利満氏の優雅な生活』のイラスト(盟友・柳原良平氏作)も収録。
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