【最新刊】「天皇機関説」事件

「天皇機関説」事件

1冊

山崎雅弘

748円(税込)

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    「天皇機関説」事件は、この学説を主張する憲法学者の美濃部達吉への、天皇を崇拝する退役軍人や右派政治家の攻撃が発端となっている。1935年2月に始まり、約半年にわたる「機関説」排撃運動の中で、美濃部に対する政治的な弾圧が行われただけでなく、言論や学問の自由も奪われ、立憲主義が事実上停止した。その結果、「権力の暴走」を止める安全装置が失われ、日本は破局的な戦争へと突き進む。この事件は、社会がどのように「壊れて」いくのかを物語る昭和史の重要な分岐点である。現在の政治・社会状況との類似点の多さに戦慄が走る……! 【目次】はじめに/第一章 政治的攻撃の標的となった美濃部達吉/第二章 「天皇機関説」とは何か/第三章 美濃部を憎んだ軍人と右派の政治活動家/第四章 「国体明徴運動」と日本礼賛思想の隆盛/第五章 「天皇機関説」の排撃で失われたもの/あとがき/「天皇機関説事件」に関する年表/参考文献

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    提供開始日
    2017/05/26
    連載誌/レーベル
    集英社新書

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    • 2019/01/15Posted by ブクログ

      この「天皇機関説事件」が、日本を軍事マシンへと流れを変えた決定的事件なのですね。
      凄く分かりやすい説明と、全体の流れを俯瞰する内容で、初心者にも読みやすいです。
      なぜこうなるに至ったのかを考えながら、...

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    • 2018/12/24Posted by ブクログ

      二・二六事件が失敗したのになぜ無謀な戦争に突入したのか疑問に思っていたが、前提が間違っていたのかもしれない。二・二六事件は軍部に反抗したら殺すと恫喝する事が真の目的だったとするならば成功だったのではな...

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    • 2018/03/11Posted by ブクログ

       たったひとりの男の言説に国全体がのせられた。この国の民は愚民の集まりだったのかとも考えられるが、現状もさして変わらない。
       知恵を絞ってみても結局庶民はつけを払わされるから、考え過ぎないのが身のため...

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