愛を渡す日

完結

福田素子

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    心がほっこりするエピソードを得意とする福田素子が挑んだ、人生の機微を3つの視点から描いた短編集。父親の再婚をきっかけに、父に対して距離感を感じるようになった博子。臨終の席でも、一人だけ涙が流れない。義母を「お母さん」と呼べない博子は、父の死に伴う煩雑な作業に忙殺され、その死を悼む余裕がない。博子は家族の一員ではない気持ちにとらわれるのだが……。「愛を渡す日」のほか、自分の容姿にコンプレックスを抱いている佐枝子は、学生時代からスッピンで過ごすことが多かった。娘からも化粧っ気のないことを責められるのだが……。「バラ色にほほ染めて」、余命告知を受けた男が出会った、自殺志願の女性との淡い恋を描いた「サンセットサンライズ」の3編を収録。

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