ばんちゃんがいた

ばんちゃんがいた

朝比奈あすか

4

大晦日の夜、親友のばんちゃんが死んだ。以来、俺はクラスで喋らなくなった。そんな態度がうざいという裏掲示板の書き込みをきっかけに、刃のような言葉が行き交う。あの夜、ばんちゃんに対して俺が密かに計画していたことは、誰も知らない――。表裏一体の2編から立ち上がる、未熟な魂のあやうさときらめき。

ジャンル
文芸
出版社
双葉社
掲載誌/レーベル
双葉文庫
閉じる
開く
  • 6回使える70%OFFクーポン(上限・条件あり)