血縁

長岡弘樹

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    誰かに思われることで起きてしまう犯罪。誰かを思うことで救える罪。コンビニの店長が男にナイフを突きつけられる中、電話の音が響いた。【でていいか】店長の差し出したメモを見ても、男は何も答えなかった(「文字盤」)。父親の介護に疲れた姉は七年ぶりに妹と再会し、昔交わしたある約束を思いだす。親を思う姉妹の気持ちの行方は(「苦いカクテル」)。自首という言葉を聞くと、芹沢の頭をあの出来事がよぎる。刑務官が押さなければならない、死刑執行の三つのボタン(「ラストストロー」)ほか、七つの短編を通して、人生の機微を穿つ。バラエティに富んだ、長岡ミステリの新機軸。親しい人を思う感情にこそ、犯罪の“盲点”はある。

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