鳥の会議

鳥の会議

山下澄人

704円(税込)
クーポン利用で211円獲得へ
3

ぼくと神永、三上、長田はいつも一緒だ。ぼくがまさしにどつかれて左目を腫らしたと知ると、神永たちは仕返しにゲーセンに向かい、教師や先輩からの理不尽には暴力で反抗する毎日。ある晩、酔った親父の乱暴にカッとなった神永は、台所に2本あった包丁を握る。「お前にやられるなら本望や」そう言い放つ親父を、神永は刺すのだが……。痛みと苦味のなかで輝く、少年たちの青春群像。◎解説=町田康「悲しみのなかを漂う優しさには暴力の気配がたちこめる。」「読者の魂に素手で触れてくるような小説である。」「私は魂が振れた。」――町田康氏(小説家)

ジャンル
文芸
出版社
河出書房新社
掲載誌/レーベル
河出文庫
提供開始日
2017/04/07

この作品をシェアする

閉じる
開く

クーポン利用で【70%OFF】211円(税込)で購入できる! 6回利用可能

初回ログインでもらえる70%OFFクーポン

2024/07/31 23:59 まで有効