デオダ・ド・セヴラック

デオダ・ド・セヴラック

椎名亮輔

1,760円(税込)
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彼は、良い香りのする音楽を作る。そして、人はそこで胸いっぱいに深呼吸するんだ。──クロード・ドビュッシーデオダ・ド・セヴラックは、私の芸術生活の最良の思い出のひとつです。私は彼に賛嘆の念を惜しみません。──パブロ・ピカソ真に印象主義者といえる音楽家は、ドビュッシーとセヴラックだけである。──ミシェル・シオン楽壇の中心であるパリに背を向け、ラングドックの自然と生活を描いた音の画家。師ダンディが愛し、ドビュッシーやラヴェルが賛嘆した天才作曲家の生涯と作品がいま蘇る!デオダ・ド・セヴラック(1872~1921)は19世紀から20世紀への時代の転換期に、フランス楽壇の中心であるパリから距離を置き、南仏を拠点に活躍した作曲家。「地域主義」ともよばれる独自の創作美学を標榜・実践し、ピアノ曲《ラングドックにて》をはじめとする珠玉の作品は、師ダンディをはじめ、ラヴェルやドビュッシーも絶賛した。舘野泉をはじめ、その作品に魅せられたピアニストは数多い。フランス近現代音楽および現代思想を研究する著者が、セヴラックの思想や作品の投げかける現代へのメッセージを読み解く本邦初の伝記。巻末に作品表、年譜、ディスコグラフィを付した。〈叢書ビブリオムジカ〉シリーズ、創刊第2弾!

ジャンル
趣味・実用
出版社
アルテスパブリッシング
掲載誌/レーベル
叢書ビブリオムジカ
提供開始日
2017/03/29

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