ひふくめ

ひふくめ
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関谷俊博

0円(税込)

近隣の図書館で、生まれ故郷の伝承について書かれた本を読んだことをきっかけに、浅葱はすでに廃村となってしまっていた故郷に戻った。その本には、父親の死の間際に言った「ひふくめ」という言葉と、幼い頃によくやった遊びの名前「子とろ子とろ」が同じ意味であること、そしてなぜか、幼い頃に「子とろ子とろ」で鬼役ばかりやっていた民江さんの名が載っていた。廃村の寺で一夜を過ごした浅葱は、不思議な夢をみた……。

ジャンル
文芸
掲載誌/レーベル
三田誠広の小説教室
提供開始日
2017/2/24

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