宮城野

宮城野

矢代静一

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1966年、男女二人の語り物として書かれた一幕劇。この後「写楽考」などの浮世絵師三部作が生まれる ■江戸天保年間の麻布の色街を舞台に、女郎・宮城野と、なじみ客の偽絵師・矢太郎が交わす会話が予断を許さない方向へと進んでゆく。矢太郎は師の写楽を殺してきたらしく、宮城野はそれを察している。二人の交わす会話は嘘とほんとが混じり合い、矢太郎と惚れ合っているらしい写楽の孫娘との関係も混じり、男女の言葉は縺れ合い、物語は二転三転、表情を変えていく。【著者】矢代静一:1927年、銀座に生まれ、俳優座に入り「父帰る」に主演。後、製作者へ転向。早くから、カトリック精神に裏打ちされた作品を数多く発表した。1955年「壁画」で第一回岸田國士戯曲賞、1972年「写楽考」で読売文学賞。1978年芸術選奨文部大臣賞など受賞歴多数。1998年逝去。

ジャンル
文芸
出版社
ボイジャー
掲載誌/レーベル
二十一世紀戯曲文庫
提供開始日
2017/01/17

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