日本的霊性 完全版

日本的霊性 完全版

著者:鈴木大拙

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精神の根底には霊性(宗教意識)がある――。念仏や禅の本質を生活と結びつけ、法然、親鸞、そして鎌倉時代の禅宗に、真に日本人らしい宗教的な本質を見出す。日本人がもつべき心の支柱を熱く記した代表作。戦後、大拙自身が長文の「序」を付した第2版を底本とする完全版! 解説・末木文美士序第二版に序す緒 言 日本的霊性につきて第一篇 鎌倉時代と日本的霊性 一 情性的生活 二 日本的霊性の自覚第二篇 日本的霊性の顕現 一 日本的霊性の胎動と仏教 二 霊 性 三 日本的霊性の主体性第三篇 法然上人と念仏称名 一 平家の没落 二 浄土系思想の様相 三 念仏と「文盲」 四 念仏唱名第四篇 妙好人 一 赤尾の道宗 二 浅原才市第五篇 金剛経の禅 一 まえがき 二 般若即非の論理 三 「応無所住而生其心」 四 三世心不可得(一) 五 三世心不可得(二) 六 禅概観付録 新版に序す注釈解説 末木文美士

ジャンル
学術・学芸
出版社
KADOKAWA
掲載誌/レーベル
角川ソフィア文庫
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