スウィム・トゥー・バーズにて

著:フラン・オブライエン 訳:大澤正佳

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    のらくら者の大学生の語り手が執筆中の小説の主人公トレリスは、二十年も部屋にこもりきりの作家である。トレリスは自分が創造した作中人物を同じホテルに同居させ、監視下においているが、作中人物たちは自分の意志をもち作者の支配を脱して動きだし、物語は錯綜をきわめていく。小説の中の小説という重層的な語りの中にアイルランドの英雄伝説や大学生の日常を盛り込み、瑞々しい活力に溢れた豊饒な文学空間を創造した傑作。

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    • 2014/11/30Posted by ブクログ

      伝説的な現代小説でありながら、ジョイスの陰になり、陽の目を見ることのなかったフラン・オブライエンの代表作がやっと単独で刊行されたことをまず喜びたい。文章の難易度から言えば、同時期に発表されたジョイスの...

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    • 2014/10/31Posted by ブクログ

      実験的な幻想小説……というか、ごく初期のメタ小説という気がする。先にUブックスから刊行された『第三の警官』では、不条理性に重きが置かれていたように思うが、こちらはもっとメタ。
      一読しただけではこの重層...

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