地鳴き、小鳥みたいな

地鳴き、小鳥みたいな

保坂和志

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子ども時代の記憶を確かめようと訪れた、母の実家の町。土地の描写のなかに、「あなた」と呼ぶ女性とのやりとりが綴られる。(「地鳴き、小鳥みたいな」)夏。K先生の訃報。若い友人の死。20代で出会ったある先生との忘れがたい対話。枯れて見えたその先生から聞かされた性欲をめぐる話が意外で、20代の私はただ驚いた(「夏、訃報、純愛」)。他に2篇を収録。

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ジャンル
文芸
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
講談社電子文庫
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