異世界モノで良くある、一般人が現代地球の科学、知識、常識を利用して〜という物語ではありません。 主人公は、もともと地球人最強に分類されるであろう人物であり、大往生の末に異世界の若者として転移(または転...生)します。60億弱の人類から厳選されるような元来のチート持ちであるため、一般人異世界転生モノとして主人公への感情移入を期待する方には不向きであるかもしれません。 ただし、異世界モノと考えず、純粋にファンタジー、無双、ハーレムモノとして読むと、非常に良く出来た作品だと感じます。物語のテンポも良く、主人公の思考も大人びており(もともとは老人の設定のため。。。にしては少し若いような気がするが)、異世界モノでありがちの感情移入し難い謎思考や謎対応はそれほど無いように感じます。また、作画もとても良いです。女性陣は総じて可愛く、パース崩れもありません。戦闘シーンや武器防具などの小物も細部まで精緻に描かれており感心を覚えます。 テンポが早すぎる、説明不足等はありますが、異世界モノのコミカライズである以上これは致し方ない点だと思っています。ですので、もしコミカライズで面白いと感じられたら、是非原作も読んでみてください。 先入観なく、壮快なファンタジーモノとして読んでみてください。オススメ出来る良い作品です。 (6巻冒頭のクロワールがとても可愛かった。。。推しキャラなので出番増やして欲しい。試し読みで見れるので是非どうぞ。)

初回から転生した主人公が剣の達人でそちら系の方と言う設定所で、親近感は全くありませんでしたが、それなりにストーリーは楽しめていました。が、小説でもそうでしたが５巻程のストーリーからのエルフで始まる頃には、傍らに神が直接関与し始め、なおもキャラクターが一気に増えたりその他さまざまな点で読者を置き去りにしてしまった感は否めません。作画がよかっただけに残念です。