涙雨とセレナーデ 7巻

涙雨とセレナーデ 7巻

すれ違ってきた二人の心が、ついに重なりあう――ときめき爆発のタイムスリップ・ロマンス! 明治40年にタイムスリップした女子高生の陽菜は、自分とそっくりな少女“雛子”と彼女の許婚・孝章に出会う。ひいばあちゃんの首飾りを失くした陽菜はこの世界で生きることを決意して、カフェで働き始める。陽菜の正体を知った孝章は、陽菜を捜しだして自分の恋心を打ち明けるが、陽菜は拒絶する。孝章に惹かれる気持ちを押し殺して――。そして本郷財閥に恨みを持つ天久一座の座長は、孝章と雛子の婚約披露宴をつぶすため雛子を誘拐するが、陽菜と孝章は菊之進とも協力して雛子を連れ戻す。座長を裏切りひどい暴行を受けた菊之進。その頃、雛子は孝章と同伴し、想いを寄せる武虎の写真講座に出向いていた。未来から来た武虎は、首飾りの持ち主を探っており、盗み取った陽菜のスマホからその持ち主が「片桐陽菜」だと突き止めるが……。一方、孝章は再び銀座に戻り陽菜と再会。陽菜はついに孝章に思いを打ち明ける。「この世界でいちばんたーくんが好きだよ」。想いが通じあった二人の恋の行方、タイムスリップをめぐる謎、本郷財閥と天久一座の過去の因縁……それぞれの思惑と願いが交差するドラマティック・ラブストーリー!!

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