ピダハン――「言語本能」を超える文化と世界観

著:ダニエル・L・エヴェレット 訳:屋代通子

3,740円(税込)

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    著者のピダハン研究を、認知科学者S・ピンカーは「パーティーに投げ込まれた爆弾」と評した。ピダハンはアマゾンの奥地に暮らす少数民族。400人を割るという彼らの文化が、チョムスキー以来の言語学のパラダイムである「言語本能」論を揺るがす論争を巻き起こしたという。本書はピダハンの言語とユニークな認知世界を描きだす科学ノンフィクション。それを30年がかりで調べた著者自身の奮闘ぶりも交え、ユーモアたっぷりに語られる。驚きあり笑いありで読み進むうち、私たち自身に巣食う西欧的な普遍幻想が根底から崩れはじめる。とにかく驚きは言語だけではないのだ。ピダハンの文化には「右と左」や、数の概念、色の名前さえも存在しない。神も、創世神話もない。この文化が何百年にもわたって文明の影響に抵抗できた理由、そしてピダハンの生活と言語の特徴すべての源でもある、彼らの堅固な哲学とは……? 著者はもともと福音派の献身的な伝道師としてピダハンの村に赴いた。それがピダハンの世界観に衝撃を受け、逆に無神論へと導かれてしまう。ピダハンを知ってから言語学者としても主流のアプローチとは袂を分かち、本書でも普遍文法への批判を正面から展開している。

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    レビュー

    • 2012/04/02Posted by ブクログ

      早いもので、もう4月。新しい年度を迎えて、新社会人、新入生など、新しい生活へと身を転じることになる方も多いのではないだろうか。

      新しい環境に入ると、えてして慣れるまでに時間を要するものであるが、この...

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    • ネタバレ
      2012/07/09Posted by ブクログ

      この内容にはネタバレが含まれています
    • 2012/10/22Posted by ブクログ

      南米ブラジル、アマゾン川流域にピダハンと呼ばれる少数民族がいます。
      本書は、著者のエヴェレット氏が26歳の時から(本書の表現を借りれば)高齢者割引が受けられる年齢になるまでピダハンに人生を捧げた経験に...

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