【最新刊】大人たちの失敗 この国はどこへ行くのだろう?

大人たちの失敗 この国はどこへ行くのだろう?

著:櫻井よしこ

510円(税込)

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    本書の「まえがき」で、著者は興味深い例を挙げている。20代の女性6人に、ある課題が記された封筒を持って電車に乗ってもらう。課題とは、目的地の駅にたどり着くまでに化粧をしてほしい、というものだ。6人の女性のうち3人は三世代家族の孫、あとの3人は核家族の娘である。さて、結果は。周囲の目を意識するあまり、孫グループは口紅をひく程度や化粧そのものができない。一方、娘グループは、何のためらいもなく化粧をし続けたというのだ。著者はこの相違を見て、日本人が綿々と築き上げ、紡ぎ、次代につないできた、周囲への配慮、公私の区別といった日本人固有の美徳が、プッツリと途切れてしまっている結果だと指摘する。暴走する子どもたち、家庭の崩壊、金がすべてと考える風潮、頼りにならぬ政治家を選ぶ意識の低さ……、こんな日本にしてしまったのは、すべて「大人の責任」だという。気鋭のジャーナリストが日本再生の方途を問う力作評論。

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    提供開始日
    2016/09/16
    連載誌/レーベル
    PHP文庫
    出版社
    PHP研究所
    ジャンル
    学術・学芸

    レビュー

    • 2006/06/22Posted by ブクログ

      先日読んだ国家の品格よりも具体的で心を感じます。
      共謀罪の一件で、よくテレビにも出ておられますが、まさに才女といった感じの人ですね。
      鼻につく部分が少なく、読みやすい一冊。

    • 2010/08/01Posted by ブクログ

      最初のほう立ち読みして興味持ったので買ってみた。
      ただ、中盤から中だるみして、最後、ご自身の記者としての体験談などに入るとまた面白い、という、一貫性はあまりなかったようにも感じる。
      「大人たち」がどう...

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    • 2006/04/27Posted by ブクログ

      発行されたのは2000年だが、ゆとり教育への猛省が叫ばれている昨今なので、色褪せた感じは受けない。
      誰にでも読み易い文体で、時代への警鐘を鳴らしている。
      ただ教育方法の違いを語るのにやたらと「欧米は…...

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