峠越え

峠越え

伊東潤

9

弱小の家に生まれ、幼少期を人質として過ごした家康は、織田と同盟を組むが、家臣同然の忍従を強いられる。信長の命で堺にいるとき、本能寺の変が起きた。三河へ戻るには、明智の追っ手から逃れ、敵が潜む伊賀を越えねばならぬ。杓子定規の石川数正、武田の家臣だった穴山梅雪ら、部下たちもくせ者揃い。己の凡庸さを知る家康は、四面楚歌の状況から脱出できるのか? 本能寺の大胆仮説もふくむ大仕掛け、注目の著者の歴史小説!

みんなの感想
ジャンル
歴史・時代
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
講談社電子文庫
閉じる
開く
  • 6回使える70%OFFクーポン(上限・条件あり)