韓民族こそ歴史の加害者である

著者:石平

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    過去の反省から、戦後日本では朝鮮史を「大国に翻弄された被害者」と同情的に見るのが一般的だった。だが日本中心の視点を捨てて、中朝関係史をくわしく見れば、韓民族が主体的に外国からの侵略軍を招き入れ、民族内部の主導権争いと国家統一にくり返し利用してきたことがわかる。二千年近く中国に向けられてきた、悪癖ともいえる特異な行動原理が、近代では日清露に、そして戦後は米中ソに対して発揮されたことを、本書は冷静に解き明かしていく。たとえば高麗王朝は、政権内の粛清と国内反乱の鎮圧のため、モンゴルの軍事介入を頼みにしたことで、日本遠征・再征の主役を、自らかって出るようになった。あるいは朝鮮戦争では、金日成が自分のために戦争を開始しただけでなく、李承晩が無理やり引き延ばしたために、自民族の犠牲が極大化し、米中の若者に無駄な流血を強いることになった。半島政治の指導者層こそ、歴史の加害者なのである。現在の北朝鮮と韓国のふるまいも、「千年不変の被害者」の行動ではなく、民族内対立に外国を巻き込んで利用しようとする結果、地域の軍事的緊張を高め、無用の戦争を起こす「東アジアのトラブルメーカー」の伝統に忠実な証だという。著者独自の東アジア史を俯瞰する視点は、二国間の感情に引きずられがちな日本人の、朝鮮半島における「戦争と平和」への見方に、大きな修正を迫るものとなる。渾身の書き下ろし!

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    • 2019/01/14Posted by ブクログ

      朴槿恵元韓国大統領の「加害者と被害者という歴史的立場は千年たっても変わることはない」という発言をきっかけに石平氏が韓国、日本の歴史書を紐解いた解説書である。
      すると何のことはない、白村江の戦い、2度に...

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    • 2018/09/14Posted by ブクログ

      韓民族は、半島内の争いに、外国を巻き込んで利用するこ歴史を繰り返している
      思えば、確かに韓国と北朝鮮の争いもその通りであり、納得感がある。
      史実を整理しつつ大胆な仮説を定時してくれる

    • 2018/07/14Posted by ブクログ

      面白かったっちゅうか、もう、高句麗新羅百済の頃からそうだったのかというか、その辺が大元かって、ムッチャ呆れる。
      大体拗らせるのは他国との関係ではなく国内の力関係、つっか、私利私欲。その解決が自国ででき...

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