光あるうち光の中を歩め(新潮文庫)

光あるうち光の中を歩め(新潮文庫)

トルストイ/原久一郎/訳

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欲望や野心、功名心などの渦巻く俗世間にどっぷりつかっている豪商ユリウスと、古代キリスト教の世界に生きるパンフィリウス。ユリウスは何度かキリスト教の世界に走ろうと志しながらも、そのたびに俗世間に舞いもどるが、しかし、長い魂の彷徨の末についに神の道に入る。──福音書に伝えられているキリストの教えに従って生きよと説いた晩年のトルストイの思想を端的に示す。

ジャンル
文芸
出版社
新潮社
掲載誌/レーベル
新潮文庫
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