孤独のナイフ

孤独のナイフ
無料

田中太郎

0円(税込)

清水にとって、大学は生きづらい場所でしかなかった。群れてばかりいる同級生を見ると吐き気がし、二週間で通うのをやめ、一人で暮らす家に引きこもっていた。ある日、一週間近く食べ続けたシリアルの味に飽き、コンビニに食料を調達しにいくと、二人組の男にカツアゲにあう。ふつふつと湧き上がる怒りの感情が、孤独な清水の生活を大きく変えていった。

ジャンル
文芸
掲載誌/レーベル
三田誠広の小説教室
提供開始日
2016/07/08

この作品をシェアする

閉じる
開く