侵蝕 壊される家族の記録

著者:櫛木理宇

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    ねえ。このうちって、とてもいいおうちよね。――わたしの、理想のおうちだわ。皆川美海は平凡な高校生だった。あの女が、現れるまでは……。幼い弟の事故死以来、沈んだ空気に満ちていた皆川家の玄関に、弟と同じ名前の少年が訪れた。行き場のない彼を、美海の母は家に入れてしまう。後日、白ずくめの衣裳に厚塗りの化粧をした異様な女が現れる。彼女は少年の母だと言い、皆川家に“寄生”し始め……。洗脳され壊れてゆく家族の姿におののく美海。恐怖の果てに彼女を待つ驚きの結末とは……。恐ろしくて、やがて切ない、大人気シリーズ『ホーンテッド・キャンパス』著者による傑作ミステリ!※本書は二〇一四年八月に小社より刊行された単行本『寄居虫女』を加筆・修正の上、改題し文庫化したものが底本です。

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    • 2019/09/11Posted by ブクログ

      子供を巧みに使ってある一家に入り込み、いつの間にかその家庭を崩壊し乗っ取っていく恐怖の寄居虫女。平凡な女子高生の皆川美海の家に、その女はやって来る。美海の家族は、いかにして『侵蝕』されていくのか…。
      ...

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    • 2019/05/26Posted by ブクログ

      目星をつけた家庭に入り込み、家族の一員となり、その家族を意のままに操る不思議な女の話。人間って命令されたり、共感されたり、睡眠を取り上げられると、いとも簡単に壊れてしまうんだなあ、と恐怖を覚えた。

    • 2018/09/09Posted by ブクログ

      内容が長い割にラストはあっさりで、少し物足りなく感じました。
      でも、クリーピーの様な得体の知らない感じが良かったです。

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