交易する人間(ホモ・コムニカンス) 贈与と交換の人間学

今村仁司

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    本書の主題は、具体的事例に則して言えば、贈与と交換の社会哲学である。より正確に言えば、本書は、贈与と交換を峻別する。そうすることで、近代に出現した市場経済、そして特殊近代的な資本主義経済の歴史的位置づけ、ひいてはそれらがかかえる歴史的限定性を明らかにできるからである。…… 要するに、本書は、人類が歴史的に経験してきた種々の相互行為を観察することを通して、社会存在としての人間の根源に迫る試みである。

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    • 2019/08/15Posted by ブクログ

      人類学者のモースの思索などを参照しながら、人間の諸活動を「交易」という観点から解き明かす試みがなされています。

      従来の社会学や人類学においては、利益を中心とする相互行為が根幹に据えられてきました。た...

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    • 2016/05/23Posted by ブクログ

      我々はまいにち忙しく動き回ってあたかも何かを「生産」しているかのようなつもりになっているが、それは全くの勘違いであるし、「生産」したものをあたかも当然自分自分に属すべきものとして独占的に所有してしまう...

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