官能小説の奥義

官能小説の奥義

著者:永田守弘

739円(税込)
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読者の性欲を刺激し、淫心をかき立ててきた官能小説。単純な行為をいかに濃密に淫靡に、いやらしく描くか――。先人たちは苦労して、読者の妄想を逞しくさせる官能用語を編み出した。「花弁」「小鳥の嘴」「マグロの赤身」「熱帯」……女性器の斬新な描写からは、表現へのフロンティア精神が感じられる。官能小説の文体確立までの歴史を追いつつ、独自の表現を磨き、鎬を削ってきた作家たちの豊潤で奥深い日本語の世界に迫る。

ジャンル
趣味・実用
出版社
KADOKAWA
掲載誌/レーベル
角川ソフィア文庫
提供開始日
2016/04/23

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