生権力の思想 ──事件から読み解く現代社会の転換

大澤真幸

825円(税込)

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    死を迫る権力から、生かすための権力へ──これこそ近代への転換であった。そして規格化された従順な身体を規律と訓練によって創り出してきた近代の権力は今や「管理型権力」という新たな形式へと転換しつつある。身体の扱いはどのように移り変わってきたのか。そして現代の我々の生を取り巻く不可視の権力のメカニズムはいかなるものなのか。ユダヤ人虐殺やオウム、宮崎勤事件などの様々な事例と、フーコーらの権力分析を交差させ、社会を根底で動かすものの正体を暴き出す。

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    レビュー

    • 2018/10/14Posted by ブクログ

      ミシェル・フーコーの「生権力」をめぐる現代社会論。生権力が規律訓練型のものから管理型のものへの転換しつつある理由と過程を説明する。
      管理型の権力は私たちのプライヴァシーに何の関心もない。それが奪ってい...

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    • 2013/04/02Posted by ブクログ

      大澤先生の新書での著作。いつもの議論の展開ではあるが、権力と身体とのあり方についての考察。個人的には「見られているかも知れない不安」から「見られていないかもしれない不安」への転換についての議論は非常に...

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    • 2019/07/20Posted by ブクログ

      「生権力」とは、フーコーが分析した新しい権力の形である。生権力は、それまでの権力とは違い、死よりも生を通してその力を行使する、生かしめる権力である。そこでは「人口」が関心事となり、個人の身体を通して、...

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