未完の告白(新潮文庫)
5

「どこを通るかはほとんど問題ではない。ただどこへ向って行くかが問題である」という信念をもって、人生に大胆にのりだしていく少女ジュヌヴィエーブの手記という形をとり、単に自由を希うだけではなく、積極的にそれを奪いとろうとする少女の姿を通して、虚偽的なもの、圧倒的なもの、因襲的なものに対する反抗を描いた作品。思想的激動期に書かれたため未完のままで発表された。

ジャンル
文芸
出版社
新潮社
掲載誌/レーベル
新潮文庫
閉じる
開く
  • 6回使える70%OFFクーポン(上限・条件あり)