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初めての方へ
続刊
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本棚
カゴ
亀原慶貴
高校の図書館に入って左手に、壁一面がガラス張りになった読書スペースがある。誠は、そこにいつもいる、一人の少女に釘付けになった。黒く艶のある髪を持つ可愛い子で、物静かに本を読む様は、まさに大和撫子だった。勇気を出して話しかけてみたら、「君も毎日ここに来て。それで、私の話し相手になって」。狂喜乱舞する誠だったが……。2016年度武蔵野文学賞高校生部門 優秀賞受賞作。
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