ポテトとスーパー (1) 仮題・中学殺人事件

著:辻真先

540円(税込)
ポイント 5pt

通常ポイント:5pt

推理小説の歴史をひもとけば、「黄色い部屋の謎」や「アクロイド殺害事件」のように、犯人の意外性で売り出した名作があまた存在する。ところがこれまで、どんな物語にも不可欠な人物であるのに、かつてこれを犯人に仕立てた推理小説というのは、ただの一編もなかった。読者=犯人である。そのことに気づいた、推理作家たらんと志すかけだしのぼくは、犯人を読者に求めようとしたのだ。そう、この推理小説中に伏在する真犯人は、きみなんです!――推理小説の仕掛け人・辻真先の出発点となった名作登場。/解説=桂真佐喜

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レビュー

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レビュー投稿
  • 2018/04/10Posted by ブクログ

    帯の「祝!第9回本格ミステリ大賞受賞」という煽りにのせられて購入し、冒頭の犯人=読者、というのも期待させられたが、トリックはすべて残念な出来で、拍子抜けだった。と思ったら、最後の解説であっ、と驚かされ...

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  • 2017/11/13Posted by ブクログ

    《“君”にしか、犯人は当てられない》
    一行目を読んだ時に感じた子供騙しみたいな可笑しさは、最後には抜け出せない迷路、作者の術中にはまって恐怖すら感じる。

  • 2017/06/02Posted by ブクログ

    読者が犯人って、そういうことか。確かにウソは言ってないし、事実を知ったときの肩透かし感はあったけど、納得はせざるを得ない感じ。文体の軽妙さは、中学生の事件を扱う上でってことだろうけど、意地悪な見方をす...

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