尼僧とキューピッドの弓

尼僧とキューピッドの弓

多和田葉子

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ドイツの田舎町に千年以上も前からある尼僧修道院を訪れた「わたし」は、家庭を離れて第二の人生を送る女性たちの、あまり禁欲的ではないらしい共同生活に興味が尽きない。そんな尼僧たちが噂するのは、わたしが滞在するのを許可してくれた尼僧院長の“駆け落ち”という事件だった――。紫式部文学賞受賞作。

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ジャンル
文芸
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
講談社電子文庫
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