この冬の私はあの蜜柑だ

片岡義男

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    高3の夏、水着姿で自転車に乗った美樹子が差し出した葡萄味のアイスキャンディーを、明彦は今もはっきり覚えている―― (「愛は真夏の砂浜」)。かつての同級生、兄と妹、客と店員、編集者と作家、元夫婦。都市の一角ですれ違い、向き合い、別れていく男と女の姿を、研ぎ澄まされた文章で、譜面に音楽を刻みつけるように描く。音楽、スニーカー、ラジオ…… あるテーマを出発点に想像力が鮮やかに紡ぎだす、魅惑の9篇。

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    • 2016/12/31Posted by ブクログ

      短編集。「これまで」と「これから」の記述が多いように見える。
      あと美しい女性。いくつになっても美しい女性は美しいのか…
      あとがきにそれぞれの短編のテーマが書かれる。
      そうだったのか…とあとから気づいた...

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    • 2016/06/28Posted by ブクログ

      片岡さんのストーリーはもう美男美女で読んでいて映画のワンシーンの連続みたい。
      詩の世界のような、必ず想像をかきたてて余韻で終わるからこの短編も私はしばしば別世界へ…現実に戻るのが苦痛になる。
      愛は真夏...

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    • 2016/05/15Posted by ブクログ

      私には「いちぢくの香りがして…」というあのシーンを読みたいがために、何度も読み返している本があるのだけど、片岡さんの小説もそれと同じ気配がする。
      ちゃんとはじめから読まないとその状態にならない。クライ...

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