表の体育 裏の体育 日本の近代化と古の伝承の間に生まれた身体観・鍛錬法

著:甲野善紀

650円(税込)
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「裏の体育」とは、日本の伝統文化を核に個人が直感と体験によって打ち立てた民間の健康・鍛練法のことである。対する表の体育は、西洋科学思想に基づいた現在の学校体育など。日本人であれば必ず、学校で体育という教育を受けるが、本当に身体を育むものなのか? 例えば、かつて良い鍛練とされたウサギ跳びや腹筋運動も、現在では弊害が伝えられているが、裏の体育では弊害ありとして決して採用されないものだった。つまり、西洋科学においても「身体」を完全に把握できているわけではないのだ。本書は、武術を基盤としたその身体操法がスポーツをはじめ各界から注目される著者が、現代日本人の身体観の常識を覆す「裏の体育」の世界を検証する。表と裏をつなぐ存在である「武術」を語りつつ、西洋的な分析手法を取りながら、現代医学とは相反した主張を続けた肥田式強健術創始者・肥田春充を紹介。日本人の身体を育てる本当の「体育」のあり方を考える。

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レビュー投稿
  • 2019/05/21Posted by ブクログ

    明治の健康家 肥田春充を記録する伝記に、前後少し足した本 丹田ないし正中心を充実させることを重視する記述であるが、甲野氏の他の叙述とは趣を異にしている

  • 2014/07/07Posted by ブクログ

    期待して読んだのですが、全体に引用が非常に多く、その原文の力は伝わってくるものの、甲野さんの独自性はその陰に隠れているといった風です。

  • 2014/03/13Posted by ブクログ

    今では名前も売れ、賛否の分かれる甲野さんの実質的デビュー作です。

    裏の体育とは著者の造語で、各種の民間療法や鍛錬法のことです。
    キーワードは丹田で、
    ・大正から昭和初期に流行した霊術、大本系の団体で...

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