謎とき『失われた時を求めて』(新潮選書)

謎とき『失われた時を求めて』(新潮選書)

芳川泰久

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『源氏物語』にも比せられ、『ユリシーズ』と並ぶ二十世紀最大・最強の長篇小説。しかし一万枚を超す長さと、文章の複雑さゆえに読み通すのが容易でない本。その真の魅力と、作家が隠蔽しつつも書き残した謎を、ヌーヴェル・クリティックの第一人者が初めて説き明かす。プルーストの姿を追って旅したヴェネツィアで見たものとは?

ジャンル
学術・学芸
出版社
新潮社
掲載誌/レーベル
新潮選書
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