【最新刊】NHKはなぜ、反知性主義に乗っ取られたのか ―法・ルール・規範なきガバナンスに支配される日本

NHKはなぜ、反知性主義に乗っ取られたのか ―法・ルール・規範なきガバナンスに支配される日本

1冊

著:上村達男

1,320円(税込)
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    NHKでいま、何が起きているのか。その時、歴史は動いたのか。失われた法治を取り戻すには、どうすればよいのか。反知性主義が横行する時代を探る。上村教授は、NHK経営委員会委員長代行として籾井勝人NHK会長のさまざまな放言に対して、圧力に屈せず「放送法に反する」と直言し続けた。2015年2月、NHK経営委員を退任した会社法の権威が、経営委員会における籾井会長などとの論戦や出来事を「反知性主義」をキーワードに明らかにしていく。「反知性」が支配する組織運営や意思決定の「病原」を探る歴史的証言。同時に、法制審議会委員として経験した「会社法改正」審議や、法学部長として経験した大学改革をもとに、重要な意思決定や組織運営が、法・ルール・規範を無視し、「空気を読む」ことにだけ長けた反知性主義的ガバナンスに日本が支配されていることもNHKをめぐる動きの背景として明らかにする。「籾井会長は経営委員会が指名したのですから、私にも経営委員の一人としての責任があることは間違いありません。(中略)本書のような書物を出版することで、問題のありかをすべてさらけ出し、NHKの今後のあり方を検討するための素材を提供することこそが、私にできる責任の取り方と考えるほかはありませんでした。」(本文より)「私は、籾井会長の存在を許す現在の風潮、そこに見られる反知性主義的な空気にも本書で触れました。実は籾井会長問題はNHK問題だけを意味してはいないと強く感じたためです。そこでは、長年積み上げられた学問やその道の専門家の意見に敬意を払わず、報道の自由や学の独立に価値を見出さず、事あるごとに多数決を振りかざして少数意見を尊重しようとしない、きわめて反民主主義的な現在の政治状況があります。」(本文より)

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    提供開始日
    2015/10/23

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    • 2016/07/26Posted by ブクログ

      NHKの内部にいた著者が見た感じた、NHKのそしてNHK会長の問題について書かれた本。

      なぜNHKはNHK会長に相応しくない人を会長としてしまったのか?
      その会長を罷免する権限がありながらなぜ実施し...

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    • 2016/07/20Posted by ブクログ

      内容はともかく、雰囲気はなんとかの遠吠えな感じでした。大手商社の副社長だったから任命したら大外れ。こんな人がのさばるのも安倍政権のせい。もう少し、感情を殺して冷静に書いて欲しいものです。
      そもそも、N...

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    • 2016/05/22Posted by ブクログ

      やや個人的な感情が走り過ぎている感じもあるが、「少数意見を大切にする姿勢は大切」「語学ができ大企業の要職についていたことは、その人を評価するには不足」等の指摘は愉快。

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