失われたものたちの本

著:ジョン・コナリー 訳:田内志文

2,199円(税込)
ポイント 21pt

通常ポイント:21pt

狼に恋した“赤ずきん”が生んだ人狼。醜い“白雪姫”と彼女に虐げられる小人たち。子供を異世界にさらってくる“ねじくれ男”。――「めでたしめでたし」なんて、無縁の世界。第二次世界大戦下のイギリス。本を愛する12歳のデイヴィッドは、母親を病気で亡くしてしまう。孤独に苛まれた彼はいつしか本の囁きを聞いたり、不思議な王国の幻を見たりしはじめる。そしてある日、死んだはずの母の声に導かれて、沈床園の壁から、おとぎ話の登場人物や神話の怪物たちが蠢く、美しくも残酷な物語の世界の王国に迷い込んでしまう。元の世界に戻るため、その国の王が持つ『失われたものたちの本』を探す旅に出るが……。少年の謎に満ちた旅路と、困難を乗り越えて成長する姿を描く異世界冒険譚。全米図書館協会アレックス賞受賞作。

続きを読む

レビュー

3.8
5
5
0
4
4
3
1
2
0
1
0
レビュー投稿
  • 2017/06/29Posted by ブクログ

    図書館で。
    児童書のようでいわゆるおとぎ話的王道を踏まない現代風なおとぎ話というか。人の死とか痛みや飢えがえらいリアル。
    一言で言うと「この世界は残酷だ」なんて某漫画の台詞が頭をよぎるようなリアルさが...

    続きを読む
  • 2017/06/01Posted by ブクログ

    ホラーとおとぎ話と少年の成長譚が絶妙な匙加減で同居している本。

    タイトルと表紙に惹かれて手に取ったが、とても良かった。

    題材の取り方も素敵だし、主人公の心の葛藤(母を喪った哀しみ、新しい家族への嫉...

    続きを読む
  • 2016/06/23Posted by ブクログ

    舞台は第二次世界大戦下の英国。12歳のデイヴィッドは、母親の死をきっかけに、本の囁きを聞いたり、不思議な王国の幻を見たりしはじめます。死んだはずの母の声に導かれ、赤ずきん、白雪姫といったおとぎ話に登場...

    続きを読む
もっと見る

セーフモード