折原臨也と、喝采を

著者:成田良悟 イラスト:ヤスダスズヒト

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    「俺は、人間を観察する為に最低限の技術と知識さえあればいいさ」折原臨也という男は、名探偵というわけじゃない。寧ろ、その全く逆の存在だ。あいつは自分の目の前で起こった事を、大抵の事は躊躇い無く受け入れる。目と鼻の先で実の家族が撃ち殺されようが、臨也はその殺人犯に対して笑顔で語りかける。──『今、どんな気分だい?』ってな。だから、折原臨也は倫理的に褒められるような行動はしないし、論理的な推理もしない。目の前で起こった事を淡々と受け入れて、さも『全部自分の予想通りだ』って面をする。あいつは犯人や被害者を追い詰める道化師だ。恨みも怒りも無いのに、ただ、自分の楽しみの為に追い詰めて追い詰めて……そのまま相手が崖から落ちたのを観て笑う嫌なピエロだ。折原臨也は名探偵じゃない。どこまでも強気なピエロで、関わった奴をみんな沼に引きずり込む疫病神だ──。

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    レビュー

    レビューコメント(5件)
    • 2016/12/27

       珍しく、臨也が巻き込まれる話。
       っても、切っ掛けは巻き込まれなんだけど、最終的には彼がかき混ぜまくるというやっぱりな展開。

       舞台は、スタジアムで野球の観戦にきている臨也一行。
       似合わね...

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      Posted by ブクログ
    • 2021/05/09

      デュラララから折原臨也がずっと好きで、彼が主人公の本を待っていた
      The折原臨也って感じの本
      ただ周りが折原臨也に振り回されてから回って、巻き込まれていく様も面白い

      Posted by ブクログ
    • 2018/01/23

      夕焼けを、に引き続きまたまた臨也が周りを引っ掻き回す。野球場という狭い舞台でよくあそこまで話を広げられるなと素直に感動。さすが成田先生。
      個人的に新キャラ黛ちゃんの今後が気になるので是非続きを書いて頂...

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      Posted by ブクログ
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