欧州解体―ドイツ一極支配の恐怖

著:ロジャー・ブートル 訳:町田敦夫

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    英国、ギリシャの離脱でEUは崩壊の道へ進むのか。ドイツが覇権を握るのか。デフレ社会の到来をいち早く予言した英国No.1エコノミストによる新たな警告。現在のEUは、政治的・経済・外交的にどう間違っているのか、EUに内在する矛盾と機能不全を分析し、EUの失敗を論じる。イデオロギーではなく、合理的な経済分析から説き起こしていく、タイムリーでバランスの取れた一冊。「EUは本来、誤った決断をするようにできているのだ。ユーロのつまずきがEUの解体を招くなら、私たちはそれを、EUの内的矛盾の結果として起こった必然的なできごとと見なすべきだろう。カール・マルクスならそう言ったはずだ。」(本文より)●ギリシャのユーロ離脱にイタリアも追随、一気にユーロ圏は解体へ●統一通貨ユーロはユーロ圏全体をゲルマン的にした●国民投票でEU離脱後の英国は成功する●フランスは中核国から周縁国へ●ベルリン、ミュンヘン、パリ、マドリッド、ローマ、ミラノ、ベネチアなど、都市国家が欧州に再び出現●今後のEUが手本とすべきはNAFTAとASEAN

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    • 2016/07/12Posted by ブクログ

      「国々の再建が、国家主権をもとに行われるなら、欧州に平和は来ないでしょう。欧州の国々は、その国民に必要とされる繁栄と社会発展を保証するには小さすぎるのです。各国は一つの連邦へと自らを再編しなければなり...

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    • 2016/07/03Posted by ブクログ

      【論旨】
      ★EUは関税同盟であり、政治同盟。投票で選ばれるわけでもないEU主導の政治は主権者不在の広域政治。政治単位は小さい方が良い。現状とそぐわない決定ばかり成されてきた。
      ★一律の労働法導入は間違...

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    • 2016/04/25Posted by ブクログ

      反EU主義者のイギリスEU離脱のススメである。EUは確固としたものだという認識を持っていたが、イギリスでも離脱支持者が増えており、危機的な状況になつているようだ。日本ではその深刻さが感じられないので、...

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