【最新刊】スティル・ライフ

スティル・ライフ
1冊

池澤夏樹

324円(税込)
ポイント 3pt

通常ポイント:3pt

雪が降るのではない。雪片に満たされた宇宙を、ぼくを乗せたこの世界の方が上へ上へと昇っているのだ。「大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、きみの中にある広い世界との間に連絡をつけること、一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和をはかることだ。 たとえば、星を見るとかして。」 ある日、ぼくの前に佐々井が現れてから、ぼくの世界を見る視線が変わって行った――。科学と文学が溶け合い、人と世界の関係を鮮やかに詩的に描く、永遠の名作。中央公論新人賞、芥川賞受賞作。

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レビュー

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レビュー投稿
  • 2019/06/12Posted by ブクログ

    これも何度も読んでしまう本。「ほんのまくらフェア」という風変わりな企画(本の冒頭数フレーズだけがカバーに印刷され、著者名やタイトルはわからない状態で本が売られていた)で出会った。本書のフレーズは「この...

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  • 2019/05/22Posted by ブクログ

    池澤夏樹の作品を読むのはこれが初。
    今まで読んで来た作家さんの誰にも似ていない独特な世界観の文章を書かれる方だなと感ました。
    特に「スティル・ライフ」は読んでいると周囲の音が吸い込まれ静寂に包まれてい...

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  • 2019/05/10Posted by ブクログ

    岩の上で雪を眺める時、雪が降ってるのではなくて自分と地球が上昇しているんだ

    というニュアンスの文があり、「あー、この人ってボ〜っとすることのその先を体感してるんだな」とおもい、次から綺麗な景色をみる...

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