書くインタビュー 3

書くインタビュー 3
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佐藤正午(著)/東根ユミ(聞き手)

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僕はお金欲しさに小説書いてるんじゃない!「作家はいざパソコンを前にキーボードを打ちはじめると──いったん物を書く現場の時間の流れに入ってしまうと──原稿料のことなど忘れてしまいます。自分が書いている原稿を、より良いもの、より読ませるものにするために頭を使います。エッセイでも書評でもそして小説でも、何でもおなじです。 読まれ方はどうあれ、書くほうは、何を書くにも絶対に力を抜いたりはしないんです。そうしないと物を書く張り合いがないからです。力を抜いたりすると、抜いたとたんに、物を書くことに何の面白みも見出せなくなるからです」(本文より)20年ぶりに長編小説の書き下ろしを始めた作家。連載ではなく、「書いても書いても原稿料を貰えない」現場では、自身の台所事情とは別に、「小説を書くこと」について、いろいろと思うところも――。最新作『月の満ち欠け』の執筆開始から第一稿完成までとまったく同じ時期、小説名人・佐藤正午が語っていた、「小説を書くこと」についてのすべて。

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ジャンル
エッセイ
出版社
小学館
掲載誌/レーベル
小学館eBooks
提供開始日
2017/05/26

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