卵子探しています 世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて

宮下洋一

1,144円(税込)

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    なぜ、彼女たちは日本で産まないのか。先進国では出産の高齢化が進行している。それにともない、日本でも不妊治療の件数が増加、2012年には体外受精で生まれた子供の割合が27人に1人の割合になった。しかし、日本では技術の進歩に法律が追い付かず、「出生前診断」「代理出産」「第三者卵子提供」「出自を知る権利」――など、生殖医療がはらむ様々な問題点について、ここ数年、議論を重ねているという現状がある。この国には、いまだ法律が存在しないのだ。スペイン在住の著者は、ある日、バルセロナで『卵子提供のフリーダイヤル』という日本語のポスターを目にする。「なぜ、誰のために?」その素朴な疑問からスペインだけでなく、フランス、アメリカ、日本、タイ、スウェーデンと、いつしか、世界6カ国に亘る不妊治療現場の旅に出る。異なる価値観を持った、各国の医師や専門家から技術や制度を教えられる一方、不妊に悩む女性たちの体験に耳を傾けた。6組に1組が不妊に悩む日本。各国の専門医や患者の証言を経て、子を授かることの意義を探りながら、日本で起きている不妊治療論争を多角的に論じる。

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    レビュー

    レビューコメント(3件)
    • 2015/08/25

      世界の不妊治療に関する本です。
      とくに卵子提供に重点を置いて書かれています。

      日本では,第三者の卵子提供に違和感を抱く人が多いのに対し,欧米では,それほどでもない国があるそうです。
      「家」の意...

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      Posted by ブクログ
    • 2015/06/16

      おわりにの冒頭「子供を産むことが、必ずしも幸福の証とは限らない。しかし、子供を産みたい人が、産むための選択肢がある中で、さまざまな制約により、産むことができないのは不幸である」◆まぁ、それに尽きる。◆...

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      Posted by ブクログ
    • 2015/05/07

      卵子提供について、海外在住者の視点で書かれた本
      この手の本をもう何冊か読んだ後だったので、もう少し突っ込んだ内容だったらもっと読み応えあったな
      若いうちに産める社会へ
      ほんとにそう思う。

      Posted by ブクログ
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