凧と円柱

鴇田智哉

2,200円(税込)

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    ◆待望の第二句集!心は、以前にも以後にもうつる。それは感情に限らず、見える、聞こえる、匂うといった感覚に関しても。ときに心は、未来の出来事を先に見ることでさえ、ある。─今のこの出来事は、いつか遠い昔にも見えていたし、これからずっと先にも、また新たに聞こえ続けるだろう─この句集はいわば、心の編年体による。(あとがきより)風船になつてゐる間も目をつむり人参を並べておけば分かるなりまなうらが赤くて鳥の巣の見ゆるこほろぎの声と写真にをさまりぬ上着きてゐても木の葉のあふれ出す南から骨のひらいた傘が来るひあたりの枯れて車をあやつる手うすぐらいバスは鯨を食べにゆく

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    • 2018/12/04Posted by ブクログ

      マイベスト20句

      まんなかが窪む遅日のひとだかり
      水に輪があらはれ寒くなりにけり
      マフラーのとけて水かげろふの街
      ひだまりを手袋がすり抜けてゆく
      うぐひすの畳に胴の沈みゆく
      鳥の巣を囲んで人の消えに...

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    • 2017/03/04Posted by ブクログ

      円柱は春の夕べにあらはれぬ

      なにこのSF感!

      鴇田さんの俳句がずっと気になっていたのですが個人句集は高くて…2か月悩んでやっと購入しました。
      全体的にペールトーンの静かな世界、句集というより詩集で...

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