槿

古井由吉

1,540円(税込)

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    男の暴力性を誘発してしまう己の生理に怯える伊子(よしこ)。20年も前の性の記憶と現実の狭間で揺蕩う(たゆたう)國子。分別ある中年男杉尾と二人の偶然の関係は、女達の紡ぎ出す妄想を磁場にして互いに絡み合い、恋ともつかず性愛ともつかず、「愛」の既成概念を果てしなく逸脱してゆく。濃密な文体で、関係の不可能性と、曠野の如きエロスの風景を描き切った長篇。谷崎潤一郎賞受賞。

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    • 2013/05/08Posted by ブクログ

      本日読了。

      重厚だがぬめぬめと蠢き
      仄暗くも鈍い光を放つ、
      男の、女の、記憶、妄念を、
      丹念に描きだす。
      薄霧、濡れ草のにおい、水の流れ、電話のベル、足音、
      そういった気配たちが、
      誰かの狂気をうつ...

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    • ネタバレ
      2012/05/28Posted by ブクログ

      この内容にはネタバレが含まれています

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