【最新刊】色彩の息子

レビュー
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小さなお盆の上には、鍋焼きうどんが乗っていた。化粧の匂いをぷんぷんさせてね。
この女ときたら、親父が戻るまで、まったく隙のない化粧をして、待ってるんだ。本当に好きもんだよ。
冗談じゃねえ。
死んじまえ...続きを読む - 色彩の息子Posted by ブクログいいね 0
エイミーはいい女も病んだ女もウブな男の子も病んだ男の子も書き分けるからすごい。わたしも仔羊の塊を焼きたくなったし、大丈夫な理由として、「だって、詩人だろ?」って言われたい。
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山田詠美の小説にでてくる世界は今僕のいる空間とは別の世界である。
その世界は、とても魅力的で官能的な世界、すぐそこにある。踏み出せば簡単に行けるんだと思う。
行きたいけど行けない。
それ以上の悦びが...続きを読む
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