なぜあの人は、仕事中だけ「うつ」になるのか

著:香山リカ

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    職場において心の病で休職する人たちが増えている。その年齢層は、三〇代が約六割。彼らの特徴は、学歴は高く、まじめだが、やや自己中心的。そして、仕事以外の趣味には精力的で、休職中にパラセーリングの免許を取るために海外に出かけた人もいたという。この症状は、果たして病気なのか?本書では、時代の空気を鋭く読み解くことで定評のある精神科医が、急増中の「新型うつ」を分析する。著者がこの「フシギなうつ病」に気づいたのは十年ほど前であり、「30代うつ」と名づけた。それまでに多かった中年以降のうつ病と比べて、「私生活では元気」という特徴が顕著なのだ。なぜこのような現象が生まれたのか。それは今の三十代は、晩婚化、ニートなどの広がりとともにアイデンティティが育ちにくかったことも要因なのではないのか。数々の症例をふまえて、彼らへの対応や治療のあり方についても解説した注目の書。

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    • 2016/08/15Posted by ブクログ

      けっこう真面目な本だった。鬱の急増は80年代の鬱と表明すると昇進に影響したり周囲の目が憚れれるという状況から、「うつは心の風邪」キャンペーンもあり、だれもが生涯に1度はかかるかもしれない「風邪」みたい...

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    • 2012/12/15Posted by ブクログ

      「なぜあの人は、仕事中だけ「うつ」になるのか」2

      著者 香山リカ
      出版 PHP文庫

      p128より引用
      “このように「免責」される解放感と、「抗議する権利」を手に
      する快感を、九〇年代初めの日本人は...

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    • 2011/10/17Posted by ブクログ

      職場で気になることがったので、参考になればと思って手にとってみました。
      いわゆる“新型うつ”の人との接し方で、自分が今すぐ何かできそうって感じにはならなかったけど、なんか少し慰めにはなりました。

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