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林田一/MBビジネス研究班
まえがきより現代日本で興隆が激しい産業の中にギャンブル産業があります。それは、競馬や競艇といった公営ギャンブルから、パチンコや裏カジノといった民間ギャンブルまで実に色々な種類があります。勿論、余剰資産の中で適度に付き合える人もいますが、中には生活費までをつぎ込んでギャンブルにのめりこむ人々がいます。その人たちは一般にギャンブル依存症と呼ばれています。依存症は否認の病とも言われており、他人から見たらどう考えても常識の範囲を超えているのにも関わらず、当の本人は依存症だとは思っていません。この本を読んで今一度、ギャンブルとの付き合い方を見直していただければと思います。具体的には、家族や友人、自分が下記に当てはまる人たちを想定して書いています。・定期的にパチンコ屋や公営ギャンブルなどギャンブルのできる場所に出向いている。・一日に使う金額を決めていてもそれ以上に使ってしまう。・財布のお金がなくなったら銀行で引き出してギャンブルを行う。・勝ったとしても、そのお金でまたギャンブルをしてしまう。・暇になるといてもたってもいられずギャンブルができる所に行ってしまう。ギャンブル依存はアルコール依存などと違い自らの体を壊すものではありません。それゆえに、ストッパーがなく経済的に落ちるところまで落ちてしまいます。その経済的破綻はアルコール依存症の比にはなりません。いま、この本に目が留まったなら、これをきっかけに一緒に生活を見直してみませんか?…以上まえがきより抜粋
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