【最新刊】ソロモンの指環

ソロモンの指環

コンラート・ローレンツ/日高敏隆

660円(税込)

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    孵卵器のなかでハイイロガンのヒナが卵から孵った。小さな綿毛のかたまりのような彼女は大きな黒い目で、見守る私を見つめ返した。私がちょっと動いてしゃべったとたん、ガンのヒナは私にあいさつした。こうして彼女の最初のあいさつを「解発」してしまったばかりに、私はこのヒナに母親として認知され、彼女を育てあげるという、途方もない義務を背負わされたのだが、それはなんと素晴らしく、愉しい義務だったことか……「刷り込み」理論を提唱し、動物行動学をうちたてた功績でノーベル賞を受賞したローレンツ博士が、溢れんばかりの歓びと共感をもって、研究・観察の対象にして愛すべき友である動物たちの生態を描く。

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    提供開始日
    2014/12/19

    レビュー

    • 2020/06/24Posted by ブクログ

      『はだかになり野生に帰って、野生のガンたちの群れの社会に溶け込み、ドナウの堤であるきまわったり泳いだりするのが、私の研究の本質的な部分を占めていた。なんと幸福な科学だろう』(P170)

      著者のコンラ...

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    • 2020/06/24Posted by ブクログ

      ジェラルド・ダレルの積みすぎた箱舟に似ている。最初はそんな印象だった。つまり、ものすごく動物が好きということだ。前者は冒険だけど、後者、ここでのこのコンラート・ローレンツは冒険こそしないものの、その観...

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    • 2020/06/24Posted by ブクログ

      これはすごい本。

      エピソードの何%が思い込みなのか正確にはわからないけど、彼並みに動物の行動と""心""を深く適切に読める人はほとんどいないだろうし、彼が時間をかけて読み取ってくれた""動物の家族"...

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