【最新刊】夜のある町で

夜のある町で

著:荒川洋治

2,200円(税込)

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    詩集『渡世』で高見順賞を受けた現代詩作家による、待望のエッセイ集。「一日をまるまる空ける。そして人と話をして過ごす。それができたら、しあわせだと思う。」「電車のなかで、二人が語らっている。そのうちの一人が、どこかの駅に降りていく。残された人の表情を見ると、みじかい間ではあれ、人が人とふれあった痕跡が、その顔に残っている。それは、消えていくものであるが、すぐに消えるわけではない。ろうそくの焔のようにしばらくの間、目もと、口もとをうろついている。別れた人と、まだ話をしている。そんな表情の人もいる。」こんなふうに、明るく繊細な文章で書き留められているのは、ゆっくりと、でも確実に変わっている世相と社会、食べ物、作家や本のことである。それをつらぬく思いはひとつ、この国が失っているのは心である前に、まずは言葉なのだということ。その場その場で人間らしくあるために、言葉はある。あきらめ多き人生にあって、知恵と勇気をあたえてくれる、文学の実用書。

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    提供開始日
    2014/12/19
    出版社
    みすず書房
    ジャンル
    エッセイ

    レビュー

    • 2005/08/10Posted by ブクログ

      「本を読むのが遅いんです」そういう人に、このエッセイ集を薦めたいと思っている。
       作者は荒川洋治という詩人である。だから自然と、詩や文学についての話が多くなる。けれど、困ったことがある。そこであげられ...

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    • 2012/04/13Posted by ブクログ

      荒川洋治の詩は、正直言うとよくわからない。
      詩は難しい。
      けれど、このエッセイ集は大好きです。
      忘れられている、人との繋がり、言葉の重み、作家たち。文章はとても分かりやすく、視点に温かみがあります。

    • 2005/12/02Posted by ブクログ

      ぼくには友だちは三、四人しかいない。
      こちらが思っているだけだからニ、三人だろうか。
      また、我が家へ人を招くのは
      一年に一度あるかどうか。
      友だちも客も少ない人生を
      選んでいるのである。

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