夜と霧 ドイツ強制収容所の体験記録

著:ヴィクトール・E・フランクル 訳:霜山徳爾

1,620円(税込)
ポイント 16pt

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本書は、みずからユダヤ人としてアウシュヴィッツに囚われ、奇蹟的に生還した著者の「強制収容所における一心理学者の体験」(原題)である。「この本は冷静な心理学者の眼でみられた、限界状況における人間の姿の記録である。そしてそこには、人間の精神の高さと人間の善意への限りない信仰があふれている。だがまたそれは、まだ生々しい現代史の断面であり、政治や戦争の病誌である。そしてこの病誌はまた別な形で繰り返されないと誰がいえよう。」(「訳者あとがき」より)初版刊行と同時にベストセラーになり、約40年を経たいまもなお、つねに多くの新しい読者をえている、ホロコーストの記録として必読の書である。「この手記は独自の性格を持っています。読むだけでも寒気のするような悲惨な事実を綴りながら、不思議な明るさを持ち、読後感はむしろさわやかなのです」(中村光夫氏評)。なお、写真資料は、電子書籍版では割愛いたしております。

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レビュー

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レビュー投稿
  • 2019/06/04Posted by ブクログ

    史実として凄惨なのは間違いないが、この本で感じたことはむしろ感動だった。
    外部からのあらゆる拷問や劣悪な環境による身体的苦痛を受け、人としての尊厳をこれ以上ないほどに傷つけられている状態、その中におい...

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  • 2019/05/16Posted by ブクログ

    著者は、アウシュビッツから生きて帰れた貴重な人で、心理学者アドラーに師事していたという。

    アウシュビッツという極限状態の中で、人はどのように行動し、また、考えるのかなど、実際に体験した人にしか書けな...

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  • 2019/04/06Posted by ブクログ

    実際に中身を読むまでは、凄惨な記録の本なのかと思っていました。
    たしかに「解説」ページは様々な人物の略歴のようなものと、収容所の建設経緯、その内外で行われていたことの記述で構成されていました。

    ただ...

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